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Corona's Cafe

Corona's CafeのマスターことCoronaがSHOWROOMで配信した内容を改めてまとめたり、好きなことを紹介したりするそんなブログ

コーヒーの品種について

今回はスペシャルティコーヒーやシングルオリジンを語る上で欠かせない、コーヒーの品種についてご説明します。まずは大きな枠組みから

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2大原種

世界で飲まれているコーヒーのほとんどはアラビカ種ロブスタ種で、アラビカ種は70~80%、ロブスタ種は20〜30%程度といわれています。

アラビカ種

香りが強く、まろやかな味と酸味。主にレギュラーコーヒーに使われる。

ロブスタ種

芳香は少なく、渋みと苦みが強い。主にインスタントコーヒーやエスプレッソのブレンドに使われる。

一般的に

スペシャルティコーヒー、シングルオリジンコーヒーはアラビカ種です

が!!

「アラビカ種です」というだけでは、「レギュラーコーヒー向きの栽培種です。」ということしかわかりません

お米で例えるなら、「よく食用にされている栽培種です」という感じでコシヒカリなのかササニシキなのかわからないという状態です。お米ではどこで栽培された何の品種かって重要ですよね、コーヒーも同じなのです。

最良の品種とは

ところで良い品種って何だと思いますか?わたしたち消費者からするならば、フレーバーの際立った美味しいコーヒーが良い品種かと思います。

では生産者からしたら?病気に強いこと、収穫がしやすいこと、収穫量が多いことなど、環境によって様々上がると思います。また、品種によって香味の特徴はありますが、もっとも重要なことは環境にあった品種を丁寧に栽培するということです。

 

では、ここからはそれぞれの品種について詳しく見て行きましょう

 

コーヒーの品種 

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エチオピア原種

コーヒー豆のエチオピア原種は、エチオピアに自生している品種は3000以上といわれ、その中のいくつかを選択されて栽培されています。
樹の形状、葉などの外見も多様すぎて厳密に区分することは困難であります。
イルガチェフェ地域の豆が個性的で華やかな果実の香味が強く、最高級といえます。
豆のサイズも多様で、シダモ、ハラー、ジマ、リム、テピ、カファなどの生産地域により香味が異なる。 

 

ティピカ(Typica)

ジャマイカのブルーマウンテンやハワイ・コナなど、名高い産地での主要品種で、特に突出した味わいはありませんが、香り、味ともに高いレベルでバランスがとれた品種です。
この品種はコーヒーの「原種」と言われており、Tipicaとはスペイン語で「典型的な」「標準型の」といった意味で、中米においてこの品種がアラビカ種のプロトタイプであったことを表しています。
樹高は4から5mまで成長し、側枝はほぼ水平に伸びて、若葉はブロンズ色となる。樹の寿命は長く、樹齢50年の樹も見られる。
アラビカ種の起源とも言うべきもっとも古い品種で、古くは多くの地域で栽培されていましたが、病気に弱く生産性が低いため、現在は限られた地域で栽培されています。

 

ブルボン(Bourbon)

飲み口はすっきりとして、優しい酸味とほのかな甘みを感じさせます。また適度なコクもあり、味わい深い品種です。
樹高は4から5mまで成長し、側枝はやや斜め上に向かい、若葉は緑色である。収穫しやすい2m程度に成長したら剪定する。ティピカ種よりも20~30%収穫量が高いが、他品種と比べると少ない。
さらに、雨や風で実が落ちやすい為、非常に弱く、繊細で、豆が小さく隔年収穫なので、安定性が低く品種改良が進められています。
現在、ティピカ種同様、流通量が低く、グアテマラエルサルバドルで栽培され、環境がある農園からは高品質なコーヒーが生産されています。普通果実は赤く熟しますが、ピンク色に熟すピンクブルボン、黄色に熟すイエローブルボンもあります。

 

ゲイシャ(Geisha)

エチオピア生まれの原種で、ゲイシャという名前もエチオピアのゲシャ(Gesha)丘に由来します。
フローラルな独特の香りと爽やかな酸味が印象的
幹から出る側枝と側枝の間隔が広いのが特徴で、生豆は細長くロングベリーと呼ばれる。多雨を好み、風に弱い、とても気難しい品種で、生産性も低いです。
一度飲んだら忘れられない香味と言われていますが、ゲイシャに適さない環境で育ててもゲイシャの特徴を持つコーヒーにはなりませんので、ゲイシャの名がついているからと期待してはいけないです。

 

パーカス(Pacas)

1956年にエルサルバドルのパーカス農園で発見されたブルボン亜種の突然変異種
幹から伸びる側枝と側枝の間隔は狭く、多くの側枝が伸びており、背が高くなるブルボンに比べ小振りで、生豆サイズは小さく、葉が大きい。チェリーが早く完熟するので収穫性が高い。低地栽培に適していて、干ばつに強く、砂の多い土壌でも適応力がある。
エルサルバドルホンジュラスで栽培されている。

 

パカマラ(Pacamara)

1970年代当時、世界最高の学問水準にあったエルサルバドルの国立コーヒー研究所(ISIC)が25年をかけて作り上げた人工交配種
大木で収穫が大変なマラゴジッペ亜種と、小ぶりで収穫量が安定しているパーカス亜種を掛け合わせたもので、両方の頭文字をとって「パカマラ」と名付けられた。
深緑色で緑が波打った、厚く幅の広い葉を持つ
大粒で味わいが優れている。しっかりしたコクが特徴で、量より質へというコーヒーの流れのなかで世界各地の志の高い生産者が栽培に着手しています。

 

カトゥーラ(Caturra)

1935年にブラジルのサンパウロ州またはミナスジェライス州で発見されたブルボン種の優性突然変異種。樹高が2mと矮小で、木の幹は太く短く、枝が多い。さまざまな環境に適応し、中米で多く植えられている。品質が良好で収穫量も高くさび病にも強い品種だが、土壌の管理や肥料のあげ方等のきちんとした知識を持って栽培しないとすぐに木が疲弊してしまい、収穫量が落ちてしまう。生豆のサイズはやや小さめ。
フルーティーなフレーバーが一番の特徴で、そこにキレのある酸味とほのかな甘みが加わります。コロンビアのコーヒーの主要品種で、高地で栽培されたものは高い品質で知られています。パナマでも最適な環境を有する農園で美味しいコーヒーが生産されています。

 

マラゴジッペ(Maragogype)

ブラジルのバイア州マラゴジッペで発見されたティピカの突然変異種
ティピカやブルボンよりも樹高が高く、実も大きい。収穫量の少なさからあまり栽培されていない。近年のスペシャルティコーヒーブームの中、この品種を親として生まれた品種が注目を浴びている。

 

カトゥアイ(Catuai)

ブラジルでムンドノーボとカトゥーラを人工交配させたもの。1949年に開発された品種
樹高が低く、霜にも強く、非常に生産性が高く病害虫にも強い品種である。樹勢が強く実が落ちにくい為、収穫期に強い雨が降る地区でも育てることが出来る。適した土壌と気候、適切な栽培が行われれば、素晴らしい味と香りを出すことが出来る。この品種も、カトゥーラと並んで現在中南米の主要品種の一つとなっている。

 

ムンド・ノーボ(Mundo Novo)

1943年にブラジルのサンパウロで発見され、ブルボン種とスマトラ種の自然交配から生まれた品種とみられます。ムンドノーボとはボルトガル語で新世界という意味があります。病害虫に強く、環境への適応性も高く、安定して収穫出来ます。ただし、生産性を意識して作られているため、風味が劣る場合もあります。

 

SL28

コーヒー豆のSL28は、ケニアで多く栽培される種で、1935年にスコット・ラボラトリー(当時、ケニアでコーヒー研究を行っていた研究機関)によって発見され、繁殖させた品種。SLとは、スコット・ラボラトリーの頭文字で、番号はさまざまな品種をその特徴ごとに連番でつけていったものです。SL28は、干ばつに強く、高地での栽培に適しており、生産性も高い。カップクオリティーは高く、しっかりとした酸とコクがある。

 

SL32

コーヒー豆のSL34は、干ばつに強く生産性が高い。1935年にスコット・ラボラトリーによって繁殖された。高いカップクオリティーを持っており、華やかな酸とコクがある。多様な香味のコーヒーである。

 

参考 

Coffee Hunting Note 100カップログ[Lite版]

Coffee Hunting Note 100カップログ[Lite版]

 
珈琲の教科書

珈琲の教科書

 

コーヒーの品種

コーヒー豆の品種

【コーヒーの品種】コーヒー豆通販焙煎専門店カフェテナンゴ

コーヒー豆の種類/コーヒー生豆 基礎知識 T-Coffee

コーヒー豆の品種をもっと知りたい!(マニアック向け)

コーヒーの基本知識 - コーヒーの品種: 知る・楽しむ : 小川珈琲